日本最古の綿布商が染めた京都展

美術館・博物館

  • 日本最古の綿布商が染めた京都展 昭和38年(1963) 天橋立
永楽屋は2025年に創業410周年を迎えました。日本最古の綿布商として時代とともにさまざまな変化を遂げ、中でも「手ぬぐい」は、江戸から令和にかけて6つの時代にわたり、永楽屋がその時代の最高技術を結集して制作してきた、芸術性の高い作品です。

本展覧会では、細辻伊兵衛美術館のコレクションの中から、京の美意識が息づく手ぬぐいを展示いたします。京都は、古くからの歴史を受け継ぎながらも、常に刷新を重ねてきた伝統と革新の町です。その魅力は、時代を超えて新たな話題を生み出し、世界中から多くの観光客を惹きつけてきました。本展では、手ぬぐいの意匠を通して、千年の都・京都の息吹を感じていただけます。また、2025年に開催される大阪・関西万博の開催にあたり、1970年の万国博覧会を記念して制作された手ぬぐいや当時の最新技術で建てられたパビリオン会場の様子を伝える絵葉書、記念メダルなども展示し、歴史と現代技術が融合した魅力的な内容となっています。2階展示室では京扇子を展示いたします。本展覧会のために、踊りに使う舞扇や僧侶が用いる中啓など、さまざまな種類の扇子を手ぬぐいで制作いたしました。さらに、京扇子の種類や製造工程をご紹介する展示もしておりますので、ぜひ併せてお楽しみください。
※期間中は一部展示内容を入れ替えいたします。
日程
2025年4月12日(土)~10月23日(木)
前期:4月12日(土)~6月30日(月)
中期:7月1日(火)~7月31日(木)
後期:8月1日(金)~10月23日(木)
10:00~19:00(受付終了18:30)
料金
1,200円(手ぬぐいチケット付き)
場所
細辻伊兵衛美術館
電話
075-256-0077
休館日
会期中無休 ※臨時休館する場合があります

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